鹿島灘サーフヒラメアングラーの黙示録

鹿島灘などの遠浅サーフでどうしたらヒラメを釣る事が出来るのか考えてます。

何故か人気で入手困難なソルトルアーを詳しく紹介したい

 

今回は人気になりすぎて嘘みたいな値段になってるルアーをピックアップすることにした。

 

 

コアマン VJ-16 VJ-22 VJ-28

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VJ(バイブレーションジグヘッド)

サイズ展開 

16g 定価1400円(+tax)

22g 定価1500円(+tax)

28g 定価1500円(+tax)

 

ネットショップ価格2600円 2980円〜(2022/2/18時点)

 

シーバスの餌と言われたルアーだが今となっては転バ○ヤーの餌とも言える。

ただでさえソフトワームということで消耗が激しいのにボディもシーズン中は入手困難で使用難度が高い。

しかもワームを支えているのはヘッドから出たギザギザのみで、キャストした時にワームが抜けるトラブルなどもあり定価以上出してまでして使う必要があるのか僕にはわからない。

しかし店頭で見つけたらラッキーなので即買しても良いとは思う(四葉のクローバー的な感覚)。ネットショップで定価の物を見つけるのは非常に困難を極めるが入荷情報を頼りに足繁く実店舗へ通えば意外と入手できてしまうくらいの可能性は残っている。

 

Blue Blue  ブローウィン ! 140S

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定価2170円(+tax)

ネットショップ価格7790円 6515円

メ○カリ価格3000円 3500〜4200円程度

 

ルーブルーはfimoと言うアングラー向けのブログサービスを運営していると言うこともありそのブログサービスには玄人が多く実績力が強いブログだが、検索のアルゴリズムみたいなものによりその実践的で有用な記事にも関わらず埋もれてしまいがちなのが残念ポイント。ブログの運営の正解は費用がかかるがワードプレスを使用して個人で地道にやるか、出来立ての新しいブログサービスを利用してがっつりやってくのが良いとブログ歴2年くらいの僕は思う。同じジャンルで同じサービス(ドメイン)を利用している競合相手に勝てなければそのブログは内容が良くても見てもらえない可能性は高くなってしまう。

少し(かなり)話しが逸れたがブルーブルーはfimoという強いサービスが展開できていて、メーカー間の垣根を越えたfimoオリジナルカラーのルアーを出しているがこれが爆発的に売れている。

追記)この記事を書いた時はそれほどでもなかったが今ではブローウィン140Sに限らずブルーブルー製品というだけで品薄となりフリマサイトなどでの価格が高騰している。とりわけブローウィン140S及びJは、ボートサワラキャスティング(ラインがスパスパ切れる)でも人気が出ているらしく高値にもかかわらず凄まじい勢いでVIPたちが消費もするためもうこれは安定して入手できるようにするのはかなり難しいのではないかと僕は思う(2022/2/18時点)

 

しかしながら細かい部品の強度や付属したフックが錆びにくいなど全体的にクオリティも高い商品が多く実際に手にしたときに僕は感動すらしてしまった。

同じような値段で同じような形をしているならブルーブルーのを買いたいと思う。(もちろん定価で)

正直ルアーとして悪いところが無いが、強いて言うならリップが長い分、多くのアングラーが支持しているであろうメイホウリバーシブル140に入らなそうってくらいだ。

ケースに入らないってだけで選択肢から外してしまうのってどうかと思うけど僕はそう言う側の人間だ。一度福袋で入荷したのを切っ掛けにブローウィン探しが最近の趣味になってしまった。定価ブローウィンを見つけた時に出るアドレナリンが凄くてブローウィン中毒になってしまった。プロフ「趣味」ブローウィン探し「好きなもの」定価ブローウィン

それもたぶんリバーシブル145(5mmアップ)に変えれば解決出来ると思う。※入らなかったのでライフジャケットにも入る3010規格のリバーシブル180Vを買いました。ライジャケに入るには入るけど結構パンパンです。ちなみにライフジャケットは3010規格のケースが入るのを基準に作られてるのでルアーケースを買うときは3010規格か注意すると良いです。

 

ローウィン ! 140J

 

定価2300円(+tax)

ローウィン 140Sをジャーキング特化モデルとして作り出されたブローウィン 140J

ウエイトが3g増えていてジャーキング中にどうしても浮いてきてしまう140Sの沈下速度を速めることでより深いレンジ、より狙ったレンジへ対応できるようになった。もちろん140Sの影響によりこちらも発売した瞬間から爆売れしているので正直使っている人をなかなかお目にかかれない。本来ルアーは発売された後に口コミやインプレで広がり人気になるのだが140Sのネームバリューが凄過ぎたため生まれながらに将軍である。

僕はなんとか全色揃えたが正直カラーリングがどれも秀逸でブルーブルーの本気度が窺える。どのカラーを手に入れてもハズレないであろう出来栄え。

しかしただでさえブローウィン難民が多いのに北海道限定カラーを出したのは少し残念だがあちらでは後述するがJacksonのアスリート系が人気すぎなので対抗したかったのだという想いを汲みたいと思う。

 

ローウィン ! 125F-Slim

 

定価1810円(tax)

ローウィン140Sの人気に引っ張られる形で爆売れ。

 

ローウィン ! 165F-Slim

 

定価2300円(tax)

ローウィン系として引っ張られる形で爆売れ。

ちなみに補足だが125、165F-Slimは人気の140Sとはコンセプトが違う。

ローウィン ! 80S

 

定価1550円(+tax)

ローウィン(ry

 

以下ブルーブルー製品ということで市場が壊滅してるルアー。

ゼッパー80S

 

定価1700円(+tax)

 

スネコン90S/スネコン130S

 

スネコン90S 定価1850円(+tax)

スネコン130S 定価2580円(+tax)

もうブルーブルー製品の勢いは誰にも止められない。

 

他にもナレージ、エビコンなどシーバス向けのルアーはネットショップ市場ではほとんど壊滅状態になっている。もう出せば売れるというような状態になっているブルーブルー製品、これは冷静になって企業的な立場からみるならばばとてつもない大成功なのではないだろうか。

 

DUO フリッパーZ36(品薄解消)

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※上:フリッパー(32g) 下:フリッパーZ36

定価1500円(+tax)

ネットショップ価格

※一瞬3000円くらいだった(現時点ではおおよそ適正価格)でも、未だにヤ○ーショッピングとかで嘘みたいな値段で出してるショップがあるけど、あー言うの僕どーかと思う。他に24、42とサイズ違いもあるけど特にこれが爆発。亜鉛を採用した事でジグでありながらサイズや浮力をアップしたフリッパーシリーズ。サーフルアーなので自分も近くの上州屋で定価で購入して使用したけどあえて言及するなら、これである必要がないポジションのルアーだと感じた。高騰しているなら尚更これじゃなくて良い。

メタルジグをシンペンに近付けると言う方向性みたいだけど個人的に、それシンペンで良くねの座一位を獲得。

正直なところ価格高騰がなければフリッパーシリーズ種類多すぎで手にしようと思わなかった。ある意味成功したルアー。もちろんシンペンじゃ出来ないようなシーンなら無印の方で良くねも受賞。

 

まあ従来よりもスロー誘えるだけじゃなくボリュームアップでアピール力をマシマシにさせながらも実際に使ったら爆風でも気持ち良く飛んだので、そこまで嫌いではない。

おそらくサーフヒラメ釣りはミノー→メタルジグ(2フック)→シンペンと釣り方が変わってきている流れでメタルジグをシンペンに寄せるような事しなくても良かったのかもしれない。

あえてシーンを選ぶならシンペンがダメ、ワームでもダメってなった時に最初に投げるジグとして考えるならばZシリーズはありだとは思う。

ちなみにDUOのフック錆びやすくて入手困難なレアカラー(特にマットピンク)が汚れて精神的ショックを受けるので使う前にフックは違うものに変えたい。

(追記)ネットショップではもうかなり安定して入手できるようになっている、ただサーフ用のルアーが一時的に品薄になったという記録として残しておきたいと思う。

(追記)2022年のフィッシングショーにてシマノからおそらく亜鉛素材のスピンビームが発表された、亜鉛素材のメタルジグという条件で探せば結構既に存在するがサーフ用のものではこのフリッパーZしかなかったため新たな選択肢としても良いと思う。

 

メガバス カゲロウ100F 124F 155F カゲロウMD125F

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定価2180円 2300円 2700円(+tax)

ネットショップ価格4000〜7000円代

 

カゲロウ

100F 12g レンジ 20-60cm

124F 22g レンジ   0-20cm

155F 39g レンジ   0-20cm

 

カゲロウMD

125F 21g レンジ 最大80cm

 

僕が中学生だった頃のメガバスが帰ってきた(価格的な意味で)。

見た目が奇抜だったのでパッと見で僕は何なのか分からなかった、どうやらシャローライナーと言う水面直下型のフローティングミノーらしい。

シャローライナータイプのルアーの中でも重量があるのにレンジ0を攻められる。

もう少し飛ぶなら欲しいと思っていたルアー、ただ昔人気が出過ぎた影響によりメガバス(笑)と言う空気を感じていたのでまさかこんな価格が付いているとは思っていなかった。

僕は元々好きだったからメガバスのカラーリングが素晴らしいのを知っているため、正直カゲロウも普通に手に入るなら欲しいところだ。

どう素晴らしいのかと言うと光りを反射するようなリアルカラーでも

 

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良く見ると鱗状に彫られていて、それが光りを透過するようになっている。

 

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この仕様によって水中では光の当たり方により様々な見え方になるのだと思う。魚がそれをどう思うのか人にはまだ分からないけど、ただこのルアーは僕の持ってるルアーの中で一番淡水生物を釣っている(バス、ニゴイ、カエル)。

最近メガバスのルアーを買っていないが今もこの仕様は施されているのだろうか、メガバスの好きなところだったのでそうであって欲しいと強く願う。

しかし、ファッションでもそうだが爆発的に流行った物は終わると極端に嫌厭されると言うのは僕はどうかと思う。その思考にアイデンティティが無い。

バスブームの時にメガバスというだけで売れていたが生産ラインを増やしてバスブームが下火になり価格高騰は抑えられたという過去がある。そしてメガバス(笑)と未だに一部の人は思うのだろう。

流行に乗ること自体をそうだと言ったらそれまでだが、ファッションとはひとつの自己表現みたいなものであり、多少お洒落をしているだけでも自分自身に気を使っているのだと分かりやり過ぎたりしてなければ第一印象で嫌悪感を抱かれる事はない。

そう言う感じで異性ウケとか気にしないで自分が好きな物を好きに着れば良いと、クリスマスにひとりで過ごすと確定している僕は思う。

ちなみにカゲロウは124Fが人気になり続くように100F、155Fの人気も上がった。そんななかで満を持して出てきたのがカゲロウMD 125F、MDはミッドダイバーの頭文字でカゲロウ124Fを意識したわけではないがカゲロウ124Fの通せない一段深いレンジを攻めるために作られた。使用感としてはもともと深めのレンジを攻めれる100Fに近い。

 

Jackson アスリート12SSP/14SSP

サーフヒラメ釣り界隈では飛び過ぎダニエルでお馴染みのJacksonから出たシンキングペンシル、今更サーフでは流行りきってるシンペンが今になって何故こんなに人気なのか分からなかったがどうやらサクラマス釣りユーザーで流行っているようだ。SSPという表記を見てサスペンドモデルかと思い飛びつきそうになった。それくらいサーフで使えるサスペンドペンシルが出たなら欲しいがそうではなくスリムシンキングペンシルの略らしい。最近の傾向でユーザーに分かりやすいシンペンを出すメーカーが多いんだけど僕はもっとジグ並みに飛んでジグよりスローに誘えるというシンペンの魅力言うなればシンペン力の強化に力を入れて欲しいと思っている。

 

アスリート12SSP  120mm 33g ¥1980(税込)

アスリート14SSP  140mm  40g ¥2310(税込)

 

スリムタイプながらウエイトがあるシンキングペンシルで見ただけでも凄く飛んでいきそうなルアー形状をしている、もちろんこのタイプは沈むのが速くなるので遠浅サーフのシンペンに求められているジグよりもスローに誘えるという利点がなくなってしまうのが少し残念ではないかと僕は思う。ネットショップでは入手困難となっているが変えが効かないというほどのものでもないかなと僕は思う。しかし飛び過ぎダニエルでお世話になっているJackson製品だから欲しいという気持ちも否めない。

 

デプス カバースキャット4インチ カバースキャット3.5インチ カバースキャット2.5インチ

4インチ 約26g    750円(+tax)

3.5インチ 約16.5g 750円(+tax)

2.5インチ 約6.6g   750円(+tax)

バス釣り用のワームだがヒラメ釣りでも人気のデスアダーを出してるメーカーから出たノーシンカー(錘なし)でカバー(ゴミの下)を攻められる新種のワームなのだが。なんと4インチで26gもありヒラメ釣りロッドでもノーシンカーで投げれるほどなのでバス釣りワームだけどあげてみようと思う。この商品は現在代わりがないため非常に値段が高騰している見た目がなんか僕は触りたくないけどサーフでワームをノーシンカーで飛ばすのは少し面白いかなと思った、ストレートタイプのワームだけどなんか色々と複雑な形状をしているので重さがあるという以外で飛ぶかどうかは僕にはよく分からない、硬そうなフォルムだから動きもちょっと固そうで個人的には使ってみたいけど有用性があるかは分からない。気にはなるけどバス釣りも僕は川でやるのでカバーを攻める機会は少ないため欲しいけど使いどころは少なそう。

 

ここからは気分をガラッと変えて気になったルアーを紹介していく、他意はない

 

Jackson クイックセット

 

サイズ展開

14g  925円(+tax)

21g  975円(+tax)

28g 1025円(+tax)

 

カラフルで目が可愛い。僕は目が可愛いルアーが好きだ。

シャッドのテールが上向きなのも可愛いポイントだが、前のアイにスナップを付けると飛距離の出せる重心移動タイプのジグヘッドになり後ろの固定アイでアピール重視にもなれるわがままタイプだ。

ジグヘッドとシャッドのバラ売りもされている。

 

ダイワ ダーティン140S

定価2000円(+tax)

 

14cmの大型ミノー、たぶん140mmでもリップの分メイホウリバーシブル140に収まらないだろう。

試していないので保証は出来ないがたぶんリバーシブル145なら入るかもしれない。

 

2020年11月に発売した結構新しいルアー、個人的にはもう少し攻めたカラーが欲しい。

 

デュエル シャローランナー

F1193         90mm 10g レンジ10-60

F1194-H2 120mm 21g レンジ10-60

F1195-H3 120mm 17g レンジ10-60

 

その名の通りシャローランナーミノー、表記が分かりにくいがH2が2フック、H3が3フックモデルとなっていて重さも違う。

 

ima コモモシリーズ

SF-125 (16g) レンジ30

SF-145 (26g) レンジ20〜50

 komomo Ⅱ 110mm(15g) レンジ20

豊富なラインナップを誇るimaのルアーのシャローランナー(水面直下)タイプのフローティングミノーシリーズ、全部書くとキリがなくなるのでシャローランナーとして特に良いと思うものを3つ選んでみた。シャローランナーといえばコモモ、一部のシーバスアングラーにはコモモと言えばレンジが通じるくらいの傑作ルアーだ。

 

アイマのルアーはラインナップが豊富すぎてじっくり公式サイト見てると一日が終わる。

 

今回はサーフルアーではなく事情によりほぼシーバス向けのソルトルアーを紹介する形になってしまった。

 

本当に釣れるルアー

冷静になって考えるといくら定価で入手できたとしてもロストした場合にまた手に入るという保証はなく現実に3千円や4千円で取引されてるルアーを投げる勇気はあるだろうか。仮に転売された価格で再調達できたとしてもそれは本当にテセウスの船と呼べるのだろうか。転売されているルアーならばドーナツの穴を証明できるのだろうか。

 

魚を釣るために大切な要素のひとつは信頼できるルアーと出会う事だ。

 

もちろんその信頼は人気だったりプロやテスターが使っていたり、釣果サイトで実績があったり人それぞれに答えがあると思う。

 

僕はヒラメ釣りが分からなかった時に読み、影響を受けたブログの著者が使っているかっ飛び棒で釣ると決め、自粛期間中にYouTubeなどで何度もかっ飛び棒で釣ってる動画を見て巻くスピードや全体的なイメージを体に覚えさせていた。

 

解除されて海に行けるようになった頃には僕はもうかっ飛び棒なら釣れると言う確信を持っていた。

 

とにかくそのルアーを迷わず使いぬく事ができるか。

 

色々なルアーを試す前にまずはひとつのルアーをマスターすると言った釣行を重ねてゆくことが魚を釣るために大切ではないかと僕は思っている。大抵のルアーは信じれば釣れる。信じるための材料がどれほどあるかがそのルアーが売れるという差なのではないかと僕は思う。

 

実際に釣行してこのルアーじゃ無いと釣れなかったと言えるほどルアーをローテしている余裕なんて僕にはない。

 

相当場所が良いなどの条件でなければ投げてローテするよりも、ひとつのルアーに決めて投げて移動してとテンポ良く広範囲に攻めた方が魚と出会える。

 

もちろん海の状況によってはどうしてもルアーが思い通りに動かせず釣りが出来ないと言う時のために釣りをする手段としてメインのルアーが使いにくいときの引き出しを増やしてくのが良いと僕は思う。

 

シンペン並みに飛んでしまうソフトルアー(ワーム)

海が荒れてても釣りがしたい場合の手段

 
(追記)この記事を書いた時はかっ飛び棒に絶対の信頼をしていたが、今はブルーブルーのジョルティがそれに匹敵するもしくはそれ以上に信頼してしまうルアーになった。ジョルティもブルーブルー製品ということで入手難度が高いが、今の時期は比較的に入手しやすいので次のヒラメシーズンに向けて挑戦しようとしている人は今のうちにジョルティを買っておくことを強く勧めたい。