鹿島灘サーフヒラメアングラーの黙示録

鹿島灘などの遠浅サーフでどうしたらヒラメを釣る事が出来るのか考えてます。

足りないピースを埋めていく②

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前回荒れたサーフで使うルアーを紹介しましたが、今回はその逆の凪のサーフで使うルアーを紹介します。

僕は東京湾の方が家から近いです、なので子供の頃は父親に茨城の海は(大洗と言われるくらい)荒れていると教わって育ちました。

なので偏見ですが鹿島灘九十九里は荒れていて危ない海なんだと思っていました。

そして自分の足で釣り場へ行けるようになって確かに波が爆破しているが如く鳴っていて釣りが出来ないような日もありますが、嘘のように波がない日もあります。

何故ここまで波がないのか説明が出来ないくらいに不思議な光景です。

今年は梅雨が長く続き、低気圧が日本列島に停滞してとんでもない被害を受けた地域もありました。

勿論低気圧の影響で海は大荒れ波の高さを予想するサイトでは軒並み危険なレベルの波高が予想されていました。

とてもじゃないが釣りなんて出来ないと思いつつも予想情報を見ていると何故か鹿島灘だけは波が無いのです。

何故こうなるのか僕には理解できませんでした、遠浅だからと言うのなら九十九里だって同じような事になるはずです。なのに波が無いのは鹿島灘だけでした。

僕は危険と判断し暫く海へは向かいませんでしたが地元アングラーからの情報では凪過ぎてて釣れないとのこと。

これ以上考えると僕はアカシックレコードに触れてしまいそうなのでこの話しはこの辺にしたいと思います。

このように遠浅のサーフでの釣りでは凪というのは非常に厄介なのです。

そもそも遠浅サーフでヒラメが釣れる理由は波がありそして流れが作られるからです。

家からすぐ釣り場に着くような恵まれた環境に居る方はそれで帰れば良いかもしれませんが、僕のような片道2時間かかる小旅行アングラーにとってはそれでも挑まなければ帰れない理由があります。

とても渋い状況です、特に初心者アングラーにはこのような思いをして欲しくは無いのですが。そうなってしまった場合の悪足掻きとしてとれる選択は3つ

 

①とにかく移動して少しでも波のある所へいく。

 

ランガンと言うレベルではありません思い切って移動してしまいます、と言うのも、ヘッドランドひとつ越えれば別世界。なんて良くある事です。ただしこんな状況だとサーファーとの場所の争奪戦になってしまう可能性が高いです。

サーファーも同じくサーフを愛している人達です。趣味が違うだけでサーフで事故や車がスリップした等のトラブルが起きた時にはお互い趣味の枠を超えて助け合う姿はとても素敵で大切な事です。

先に居れば勿論投げない事。後から来て入って行ったなら彼はサーフ初心者です。そうじゃなければ後から来て入っていたりなんてしません、優しい気持ちで移動しましょう。

※ヘッドランドの上から釣りをする事は禁止されてます。当ブログにおいても危険ですので絶対に推奨しません。ヘッドランドの上から釣りをする事はサーフフィッシングでは無いです。ルールを守り正しく釣りを楽しみましょう。

 

②ヘッドランドの脇を攻める。

 

サーフからヘッドランドの脇までルアーは届きます、脇には目では見えてなくても離岸流が発生し掘れて変化が出ている筈なのでそこを攻めていきます。

ヘッドランドの周辺では根掛かりしてしまう事がよくあります。僕がサーフフィッシングに目覚めた理由のひとつに根掛かりを気にしないで気持ちよくルアーを投げれると言う面接なら不採用レベルの理由がありますので根がかりをしてルアーロストなんてすると無くす予定で使ってないのでめちゃくちゃへこみます。もちろん根があってヤバそうと思うような所に投げれば必ずと言って良いほど根掛かりします。脇ギリギリではなく脇の脇のようにズラして攻めていく事をお勧めします。

 

③ひたすらランガン

 

もうどこを狙えば良いか分からないような時は

深ければメタルジグ

 

ワーム系ルアー

 

速いテンポで移動しながら撃って行きラッキーフィッシュを手に入れるのも手だと思います。

ラッキーでもそこには必ず理由がある筈なので釣れた時は写真を撮るついでにグーグルマップで場所の記録しておくと今後の釣行に活かせます。(出た所は次に行った時も出ます。)

 

とても渋い状況ですがこんな時に釣ったと言う事実は価値のある一本です。

 

渋い時にこそ釣る渋い男、そう言うものに私はなりたい。