座布団を狙うルアーのカラー考察
ご存知かと思うがヒラメのランカーサイズは60が小座布団、70が座布団と呼ばれ
(注:地域によってサイズで差があったり、何キロ以上かと重さも関係したりする。)
ヒラメを狙うアングラーにとっての憧れや大物の目安となっている。
僕はもちろんまだ釣った事はない
なので釣果を見て感じた雰囲気をふわっとこれから書いていく。
ちなみに僕は釣りにおいて先駆者や地元アングラーの情報(発信しているなら)から学ぶと言うことは釣果を上げるうえで非常に大切だと考えている。
釣り場を巡回してるようなお爺さんの話しは結構重要なのだ、すれ違った時はスマイルで挨拶し。昔話が長引きそうな時はスマイルして場所移動する。
仲良くすれば情報も得られて若い釣り人のイメージ向上にも繋がり一石二鳥なのだ。
それで本題に戻るのだけど大型と小型のヒラメで釣れ方に違いが出てくるように僕は感じている。
大きいサイズのヒラメはジグやワーム系で釣れている事が多く、そしてその多くが丸飲みされているのである。
もちろんスレがかりでは大きいサイズになるとバレやすくなると言う事もあるのかもしれない。
これまで僕が言ってきたぼやけたシルエットを食うタイプのヒラメは釣れると所謂スレ掛かりで上がってくる。
この原因はフッキングミスや捕食ミスではなくてぼやけたシルエット(シラスの塊)を食いにきているからだ、と僕は勝手に思っている。
つまり大きいヒラメがジグやワーム系のルアーを丸飲みして上がるのは、それをベイトの個体と認識していると言う逆説的思考に辿り着く。
ヒラメが狙っているのはシラスではないと言う事になる。
つまりシルエットをはっきり見せるカラーの方が大きいヒラメを釣る事ができるのではないかと言う、ただしこれまで勧めてきたようなカラーとは別の主張が生まれてしまう。
あちらを立てればこちらが立てずと言う世知辛い話しだ。
しかしジグのフラッシング、ワームのナチュラルな動きなど座布団の釣り方を考えるとまだ僕の思考が定まらない。
そしてシルエットを見せるなら黒いカラーだと僕は思っている、これら全てを兼ね揃える事はできない。
フラッシングならゴールドの方が反応が良いと言うのはもうバス釣りの世界では決着がついた話しとなっているらしく、その結果シルバーは必要性がないとまで言われている。
バス釣りのブレードにゴールドが多いのはそのためなのだ。
(ちなみにバス釣りの流行を侮ってはいけないと僕は思っていて、基本なんでも喰いつくようなバスだが。釣ったらリリースが基本のゲームなのでバスはルアーに対する警戒心が物凄い、そのためバス釣りのルアーの進化は他のどの釣りよりも明らかに前を行っている。魚種は違うし見えている色の差もあるだろうけど、そこから多くの発想を取り入れていくのは可能性を広げる意味で重要だと思っている。)
しかし海釣りで使うジグのカラーと言えばブルーやシルバーと言ったリアルにベイトを意識したカラーが目立つ。
もちろん赤金なんかも同じくらい定番として出てはいるが。
そういえばシルバーオンリーのカラーは太刀魚釣りで流行ったカラーらしい。
僕は太刀魚カラーと言うと最近見た中では表パープル、裏蛍光ホワイトと言う奇妙なジグパラのカラーリングを思い出すのだけど。
もしかしたらジグの釣りをフラッシングによる反射喰いと同じにしてはいけないのかもしれない。(青物は目が良いと言われているからそうなるのかもしれない。)
ただ海釣りにおいては思っている以上にフラッシングなら金と言う事の商品へのアピールが少なく感じる。
大きいのも小さいのも同じ色で釣れていると感じたのでナチュラルな動きで誘うワームのカラーについては今回答えは出せなかった。いつも通り派手なカラーで良いと思う。
そしてヒラメ釣りではあまりお見かけしないカラーなのだけど黒系のカラー、僕はもう少しこの辺をリサーチしていきたい。
具体的に言うとシルエットのはっきりしたシンキングペンシルこのあたりが本命で特にあやしいと思っている。
ここまでの僕の机上の空論でかつ既存するルアーで座布団サイズを狙うならば。
フラッシングにアドバンテージがある金色のメタルジグ
暗色のシンペン、最近出たウェッジの限定カラーのリアルイワシが黒っぽくてなかなか良さそう。
それとヨイチバリスタのブラック&ブラックなんかが僕の中での候補のひとつだ。
ワーム系ルアーは最近人気のジョルティ
もちろんまだ仮定でしか無いがこれらを使う事によりシラスよりも大きい餌を食べたい座布団サイズを狙って釣れるようになるのではないかと考えている。